6月22日の午前6時、ニュージーランド中央銀行のRBNZ(ニュージーランド準備銀行)より政策金利の発表があります。発表のたびにNZD/JPYが大きく変動しやすい経済指標ですが、今回はどのような変動になるでしょうか?ニュージーランドの現状から、為替相場の変動を考えてみましょう。
ニュージーランドの現状
昨年12月、ニュージーランドでは政権交代が行われており、現在はBill English(ビル・イングリッシュ)氏が首相を務めています。過去17年間、Helen Clark(ヘレン・クラーク)氏とJohn Key(ジョン・キー)氏が首相を務めていた時代は安定した国家を維持していましたが、この政権交代は為替にどのような影響を与えるのでしょうか…

先月の政策金利発表では、過去最低水準である1.75%が維持されたうえで「相当期間の緩和が必要」と声明があり、これを受けてNZD/JPYレートは大きく下落しました。(上の画像はNZD/JPYの1時間足)
さらに、6月14日のNZ政府統計局の発表によると、2017年第1四半期(1~3月)の経常収支は28億3600万NZドル(約2259億3700万円)という、金融危機以降最大の赤字を記録しています。
政権交代から半年と間もないですが、国として大きく変化する可能性もあります。しばらくNZDとしては弱い状態が続くかもしれません。しかし政策次第では大きく転化する可能性があるので、要注目の銘柄です。
相場変動時は高ペイアウトの狙い目!
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