5月18日(木)、アメリカの新規失業保険申請件数が発表されます。専門家の予想によると今回は24万の申請件数となり、前回の23.6万件を少し上回るとされています。

前回の指標発表時の変動を見てみると、USD(米ドル)/JPY(日本円)相場は大きな上昇のあとゆるやかな下落が起きています。新規失業保険申請件数23.6万という数字は、米国の2016年~2017年の水準からすると3~6万件少ない件数で、それだけ失業者が少ない=景気の良い状態と判断できます。景気が良いとわかるとその国の通貨は買われる傾向があるので、レートも高くなりやすいです。
5月15日現在、USD/JPYレートは下落トレンドの最中にあります。この調子で予想通り24万件という比較的低水準の失業保険申請数であれば、レートは一時的に上がる可能性があります。ただし予想より大きい数字が発表された場合、下落要因にもなりかねません。
経済指標によって大きな変動が予想される場合、発表前に予想してポジションをとるか、発表後に急変動を見てから逆張りを狙うか、という2通りのパターンがあります。
参考:United States DEPARTMENT OF LABOR(米・労働省)公式サイト(https://www.dol.gov/)※リンク先は英語相場変動時は高ペイアウトの狙い目!
新規失業保険申請件数はNEWSで発表されます。
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