
5月26~27日、イタリアのTaormina(タオルミーナ)でG7(先進国首脳会議)が開催されます。サミットといえば各国首脳の集合写真ですね。この配置によって「どの国同士が仲良しなのかが分かる」と噂されていますが、実はこの立ち位置にはルールがあるのです。
●G7(ジーセブン)とは
フランス、アメリカ合衆国、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダの先進国のこと。Group of Sevenの略称。会議は7か国の首脳とEU(欧州連合)の理事会議長、委員長とともに行われる。
集合写真の立ち位置ルール
まず議長国の首脳(サミットの開催国)が真ん中です。その周りは、地位(大統領>首相)や在任期間の長さで順番が決められます。
8、6、4、2、1、3、5、7、9
という配置です。両端はEUの二人と決まっています。
上記のルールに今年の各首脳を照らし合わせると、
1.パオロ・ジェンティローニ(イタリア首相)
2.アンゲラ・メルケル(ドイツ首相)
3.安倍晋三(日本首相)
4.ジャスティン・トルドー(カナダ首相)
5.テリーザ・メイ(イギリス首相)
6.ドナルド・トランプ(アメリカ大統領)
7.エマニュエル・マクロン(フランス大統領)
8.ドナルド・トゥスク(欧州理事会議長)
9.ジャン=クロード・ユンケル(欧州委員会委員長)
今回の集合写真ではこのような配置になると予想できます。
今回は新就任の首脳が多いため、集合写真も新鮮なものになるでしょう。サミットの内容としても、今までにないものとなるかもしれません。顔合わせが初となる首脳が多いため、そういった意味でも注目のサミットです。
参考:ITALIAN G7 PRESIDENCY 2017(G7イタリア)公式サイト(http://www.g7italy.it/en)
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