2013年7月3日(水)に一部改正された内閣府令が交付、約1ヶ月後の8月1日(木)に施行されました。
規制が入った理由として、バイナリーオプションは為替レートが最短10分後に高くなるか安くなるかを予想するだけの簡単なルールと、100円や500円など少額から投資ができるということで人気を博してきましたが、このような短期間で取引ができるルールが投機的な取引に用いられ、賭博性が高いということで今回規制が入ることとなりました。この内閣府令による規制が国内のバイナリーオプションに入ることにより、現行の取引は大きく変わることとなります。
規制は8月1日の施行後は、新規参入業者は新規制に対応したルールでなければ参入できません、また現在バイナリーオプション提供中の業者は11月30日までに対応させなければなりません。 そういった中、サイバーエージェントFXより9月24日に新規制に対応させたバイナリーオプション「オプトレ」が公開されましたので、参照しながら変更点を説明していきます。
今回の改正での大きな変更は以下の3つとなるでしょう。
1、取引時間の変更
取引が満期になる時間は現行ルールのバイナリーオプションでは最短10分ですが、規制後は2時間以上となります。 また、”売買終了時間は可能な限り判定時間に近づける”とあり、取引終了時間ギリギリまでオプションを購入する事ができるようになります。
実際に規制に対応させている「オプトレ」では取引時間2時間のうち、取引可能時間は1時間58分、判定時間は2分となっています。つまり、取引終了間際だと約2~3分後のレートを予想するという形となります。
2、権利行使価格は固定、購入金額は変動
言葉が少し難しいですが、ハイかローかの基準となるレートが取引開始時に決定されていて、その基準と現在のレートの離れている差によって購入金額が変動するという形です。
オプトレの実際の取引画面はこちら
チャートの右側にある目標レートが基準となるレートで、このレートより高くなるか低くなるかを予測する取引方法です。 現行ルールで一番近いのは「みんなのバイナリー」でしょう。
3、口座開設時に知識確認の試験が導入される。
言葉の通りですが、口座開設を行う際にバイナリーオプションや投資についてのテストが行われるようになります。 試験のタイミングは業者によって違いが出る可能性もありますが、オプトレでは口座開設までは通常通りでき、その後バイナリーオプションの取引を行うにはテストを受け合格する必要があります。
私がはじめてバイナリーオプションをしたときは、規制などなかったので国内業者を選んでいました。規制が入ったことで、好きな取引方法がなくなってしまいました。やり方が変わったことで、利益も出しにくくなりましたね。
ぼくは、国内バイナリーオプションでハイローの10分取引をしていたのですが、規制によって出来なくなったのは辛かったです。
国内のバイナリーオプションは今までの取引が出来ないので休止しています。
海外バイナリーオプションの取引をしたことがないので、試しにしてみようと思っています。
国内バイナリーオプションだと、ほとんどの業者でハイローの取引が出来なくなるんですよね。
規制後の取引は、予想が難しくてやる気なくなったわ。なので、海外業者で取引をしようと考えています。